池田城跡公園について

池田城跡公園は、

室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯などを支配していた地方豪族池田氏の居城跡地を公園として整備を進め、平成12年(2000年)4月にオープンしました。

園内にある、やぐら風展望休憩舎からの眺めは、池田市街地はもちろんのこと、阪神高速道路の新猪名川大橋(通称ビッグハープ)や園内が一望できます。

展望舎

池田市には、歴史的な場所がいくつかありますが、その中に現在の市街地の形成に大きな影響を与えたとされる地方豪族・池田氏の居城の跡地(約1万6000平方メートル)が城山町にあります。市では、これまでにこの地の歴史的事実を確認するため、発掘調査を行ってきました。そして、開発により市街地が拡大していく中、この地の歴史を後世に残しつつ活用を図るため、平成元年度から公園として整備していくことになりました。

この公園には、水の流れなどを使い、自然を味わえる工夫を施しているほか、園内に設けた遺構復元ゾーンで、平成元年度からの発掘調査で確認された遺構をレプリカとして復元しています。

 なお、ゾーン以外にある、白壁の外壁や櫓(やぐら)風展望休憩舎、管理棟などの建物やデザインは、復元とは違い、史実には基づきませんが、公園の施設として城跡のイメージを演出させるためのものです。

池田城跡公園は、阪神園芸株式会社が池田市より指定管理者の指定を受け、管理運営を行っています。